
大型バイクといえばハーレーダビッドソン。
大型免許取得後、いきなりハーレーを購入してしまう人は少なくない。
そんなハーレーでおすすめしたいのがスポーツスターだ。
60年の歴史を誇り、伝統的なスタイリングとスポーティーな乗り味で、日本でも人気のあるモデル。
芸能人にも愛好家が多いのもうなずける。
ハーレーの中でも軽くて取り回ししやすく、シート高が低いので大型バイク初心者でも乗りやすい。
前がかりにならないので、リラックスして乗ることができるはずだ。
日本ではパパサンと呼ばれる883cc
排気量は883ccと1,200ccがあり、車体の大きさは変わらない。
しかし、883ccは扱いやすく、1,200ccはトルクフルと性格が異なってくる。
ハーレーの中では排気量が小さいため、エントリーモデルとして思われがちだが、しっかりとした走りをもたらしてくれる。
整備性が高く、自分で何から何までできるのはスピードスターの特徴だ。
色々積めるので、ロングツーリングやキャンプツーリングに向いているといえるだろう。
XL883Lローはスピードスターの中でも足つきがよく女性でも非常に運転しやすいモデルだ。
ニューモデルは抜本的な改革が施された
2021年に登場したスポーツスターSは年々厳しくなる排ガス規制や騒音規制をクリアするために抜本的な改革が施された。
従来のスポーツスターと比較すると見た目のインパクトが強烈だ。
仕様も色々変わっていて、これまでの空冷エンジンとクレードル・フレームではなく、1252ccの水冷DOHC4バルブV型2気筒で、出力特性を変更するライディングモードや電子制御が搭載されている。
フレームは車体に伝わる振動を低減しながらも、中核モデルだったIRON1200に比べ27kgの軽量化も実現。
低速トルクを高めるセッティングのため、トルク不足は感じないだろう。
シート高は755mmと高くなっているが、一般的な大型バイクよりも圧倒的に低いので問題ないはずだ。