ホーム » おすすめの大型バイク » コスパの高いヤマハ・MT-07

コストパフォーマンスに優れるヤマハのMT-07。
新車でも比較的安価ながらスペックも十分なストリートバイクだ。
初めて大型バイクに乗る人やリッターバイクが厳しくなったベテランにおすすめしたい。

軽快なハンドリング

車重も183kgと400ccクラスながら、十分なパワーをもったエンジンとなっている。
重量物を低い位置におき、ステアリングヘッドは高い位置にしたことで、ハンドリングは軽快になっている。
着床面積も前モデルに比べて30%広めでロングライドの疲労感を軽減しながら、ライティングポジションも自由に取りやすい。
タイヤはミシュラン・ロード5が標準装備で普段使いでも最適なタイヤだ。
270度クランク並列2気筒エンジンは突出したところはないが、車重が軽い分力強く、ゼロ発進も問題なし。
押して歩くのも軽快で、大型バイクなのに中型バイクのように取り回ししやすい。
ツーリングにも街乗りにもぴったりなバイクといえよう。

シート高は805mm

新しいバイク像を提案したいのか近未来的でスポーティーなルックスだ。エアスクープを備えたタンク周りのデザインがマッチョな印象を持つ。
ヨーロッパでは同クラスで高いシェアを誇っている。
スポーツネイキッドモデルらしく高めのハンドルにステップ位置はやや後退するポジションとなっている。
ロングライドでも苦にならず、市街地でもキビキビ走れるだろう。足つきもいい。

実際に走行してみて

大型バイクだと操作性の重さを感じる人もいるが、MT-07は問題なし。
狭い路地でもスリムな車体と軽快な操作性が楽しめる。スピードの出ていない街乗りでも十分だ。
加速について最大トルクは大きくないが、どの回転数からでもアクセスを開けるとのびやかに加速してくれる。
回転数に応じて充分な加速感が得られるので、乗りやすさだけではなくスピードも十分だ。
高速道路ではカウルが無いので、スピードが上がると風圧は増す。しかし、適度に前傾なライディングポジションなので、そこまできつく感じないと思う。