大型バイクに乗りたいと思っても免許がなければ始まらないということで、今回は大型二輪免許について紹介しよう。
大型二輪免許にもMTとAT限定がある
大型二輪免許が必要となるバイクは400ccを超えるバイクをさし、日本では排気量無制限で乗れることになる。
AT限定の場合、排気量は無制限だがATモデルに限られるので、大型二輪免許を取得するならMTがいいだろう。
昔はAT限定の場合、大型二輪免許でも650ccという制限があったが、2019年12月1日に排気量無制限となった。
大型二輪免許を取るには教習所か一発試験
大型二輪免許を取得するには取得可能年齢が決まっていて18歳以上となっている。
一発試験
運転免許試験場で行われる試験で初回受験料は約8,000円で再受験は4,000円ほど。
合格率は13%と決して高くないが、普段から中型バイクに乗っているなら数回受ければ合格できるだろう。
視力検査やバイクの取り回し、引き起こしなど適性検査に合格すれば技能検査に受けられる。
技能検査では指定されたコースを走行するのだが、複数あるので事前にチェックしておいたほうが賢明だ。
コースには交差点やスラローム、一本橋などがあり、交通ルールに従って走行する。
普段から乗り慣れていても緊張から見落としたり、指定時間内に走れなかったりするので、1回で合格するのではなく数回受験するのを覚悟しておくといいだろう。
教習所
まったくバイクを運転したことはないが大型二輪免許が欲しいなら、費用や時間は一発試験よりかかるが教習所だ。
ただ、入校条件に色彩識別や聴力、運動能力などがあり、一発試験にはない条件がある。
運転免許を持っていない場合、学科試験も必要になるので取得に1ヶ月ほどかかるそうだ。社会人だともっとかかるだろう。
費用も24万円前後。
普通二輪免許(MT)を持っているなら、最低限のカリキュラムですむ。学科は免除され技能試験のみとなっている。
費用も9万円前後。
自動車の普通免許のみの場合、全部ではないが学科は免除される。しかし、技能教習は免許なしと同じになるので半月から1ヶ月かかるようだ。
費用は16万円台。