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革新とビンテージのハイブリッド YAMAHA XJR 1300C

YAMAHAのビンテージバイクXJR1300は、1998年に誕生しました。
そして、2015年に新しいモデルとして生まれ変わったのがXJR1300Cです。

個性的なパーツ構成が古き良き時代を匂わせる

今流行しているバイクカスタムとして、ネイキッドスタイルやカフェレーサーは外せません。
ヨーロッパでは、最新式のスポーツタイプバイクの人気が高まっている裏で、カスタムにおいてはヴィンテージスタイルの人気にこっそり火がついています。
そのヴィンテージスタイルの流行りのきっかけを作ったのが、「YAMAHAXJR1300」なのです。

バイクとしてはクラシック要素である「鉄パイプフレーム」と「空冷四気筒エンジン」を搭載しているため、昔ながらのスタイルが好きな人にはドンピシャでしょう。
そこに最新のトレンド要素を注入しており、2つの要素が組み合わさったハイブリッドスタイルバイクとなっています。

現行のモデルはXJR1300とそのままで、日本でも売られる事が決まったので、現行と差別化するために名称はXJR1300Cになりました。
ヨーロッパではモデルチェンジしただけなので、XJR1300のままです。

配色は3タイプ展開しており、「ブルーメタリックC」、「マットグレーメタリック3」「ブラックメタリックX」があります。
価格は現行のモデルより高くはなりますが、新モデルの特別感を考えたら、多少上がっても気になりません。

実際にXJR1300Cに乗ってみた!

さて、正直もうワクワクが止められません。
早速乗っていきましょう。

とりあえずまたがった感覚は、ハンドル幅が広く、立ち上がっているので基本姿勢はかなり楽です。
峠を走る時も抑え込みやすそうな感じでした。
タンク部分はガッチリ抑え込みやすく、流しの加減速でもなんのそのといった感じでしょうか。

中央にはド派手な空冷エンジンがあります。
ボリューミーで真っ先に目が行くようなルックスは、XJR1300Cが大型バイクであるという高級感を再認識させます。

基本的な性能は現行モデルと同じになっているので、取り回しなどは優れており、足つきもいいです。
強いて言えば、中回転以上のエンジン音が少し変わっているくらいでしょう。

大型バイクなのに取り回しのきくハンドリングが最大の魅力です。
中型バイクに乗っていた方なら違和感を感じる事なく簡単に乗りこなせます。
さらに、エンジンも滑らかで扱いやすいので、大型バイクに乗った事がない方でも事前アナウンスなしで勧めることができるでしょう。

新旧融合でデザインは進歩してゆく

デザインは古きを学び、古きを壊すことで新しいものとなっていきます。
毎回、新旧融合した新しい価値観を提供してくれるパリコレなどが代表的な例でしょうか。
それはバイクにおいても例外ではありません。
まさしくYAMAHAのXJR1300Cは、古き良き部分はそのままに、革新的な発明のエッセンスを加えた新時代のバイクであると言えるでしょう。