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ふるさと納税でバイクの免許が取れる!?

節税しながらバイクの免許も取れる?!

2008年から始まったふるさと納税。
全国の自治体の中から好きなところを選んで寄付し、寄付した額から二千円引いた額が納税額から控除されるという仕組みです。
2021年からは、フリーランスや自営業で生計を立てている人の寄付金控除手続きが簡単になったため、今までより注目を集めています。

多くの自治体では、寄付金に対しての返礼品を定めています。
特に多いのが食肉や野菜などの食品の返礼品です。
ご当地の食材を寄付のお礼として贈ることで、より地域の良さなどを知ってもらう狙いがあります。

返礼品の代表例は食材ですが、中にはアクティビティや観光ツアーなどの体験を返礼品とする自治体もあります。
その中でも特徴的だったのが沖縄県北中城村、山形県米沢市、大阪府富田林市、千葉県富津市が提供している二輪免許教習です。

この返礼品は、寄付を行った自治体の教習所で2輪免許を取るための教習を受けることができるもので、全ての講習を終えてテストに合格すれば、免許を取得することができます。
さらに、紹介した4つの自治体全てで宿泊付きの免許取得プランを用意しているので、遠方の方でも安心です。

免許が取れる最低寄付額はいくら?

先ほど紹介した自治体を全て比べてみると、最も安く2輪講習を受けられるのは大阪府富田林市が用意しているプランで、総額21万4,000円になります。
ですが、この返礼品で取得できるのはAT専用の小型二輪免許だけです。

マニュアルのバイク免許を取得したい場合の最安値は、同じく大阪府富田林市が提供する大型二輪取得チケットで、寄付額は25万7,000円になります。
この返礼チケットで取得できるのはマニュアル、オートマに限らず運転できる大型二輪免許で、利用するためには普通二輪免許が必要です。
二輪免許を全く持っていない状態から取得する場合の最安値は、千葉県の富津市が用意している通学免許で、寄付額は34万5,000円となっています。

控除額が足りない場合は割引プランが使える!

ふるさと納税できる金額は、年収によって変わってきます。
その大まかな金額はふるさと納税の専用サイトでシミュレーションすることができ、例えば全く免許を持っていない状態から二輪免許を取得する千葉県の富津市の34万5,000円のプランを返礼品として受け取るためには、年収約1,500万円が必要です。

こう聞くと、高所得者しか免許を取ることができないと思われるかもしれません。
そこで、より寄付額の低い二輪免許の返礼品を用意している自治体も存在します。
例えば、普天間自動車学校では、普通二輪免許の技能講習2時限分を返礼品として受け取ることが可能です。
この返礼品を利用すれば、2時限分の料金を差し引いて普通二輪免許を取得することができます。

バイクの免許取るならふるさと納税で

ふるさと納税を上手に利用すれば、払うべき税金でバイクの免許を取ることができます。
丸々免許を取るとなるとかなりお金が必要になりますが、割引程度にするなら少ない寄付額でも可能です。
バイクの免許を取りたいと思っている方は、ぜひふるさと納税を利用してみてください。